Biotech吸血鬼(サングオファージ)

サングオファージとは

種族の1つですが、独自のシステムが複数あり、専用の設備も複数ある、かなり特別な存在です。

・種族の1つ、吸血鬼
・初期入植者かイベントで加入
・他者を吸血鬼にできる
・18歳から不老
・脳破壊以外では不死
・定期的に長期間の死眠が必要
 死眠欲求0で意識50%,心情-12
・ヘモゲンを消費して特殊能力を使う
・他者から吸血してヘモゲンを回復させる

サングオファージ関連クエスト

サングオファージ達に安全な会合場所を提供するクエストがあります。その成功報酬の1つに異種胚移植があります。異種胚移植は、味方の1人をサングオファージ化してもらう行為です。

多くの場合、何もしなくても達成になります。運が良いと、クエスト報酬とは別にサングオファージがコロニーに加わりたいと申し出てくれる場合があります。運が悪いと、会合中にサングオファージハンターに拠点を襲われます。サングオファージハンターに襲われると、会合中のサングオファージが迎撃に飛び出すため、見捨てない場合は必然的に野戦になります。

もう1つが、サングオファージを乗せたシャトルが不時着するクエストです。彼らを倒し、無理やり異種胚移植させることで、味方の1人をサングオファージ化できます。

死眠システム

サングオファージには死眠欲求があり、3日で10%くらいゆっくりと減少します。ベッドで[死眠を始める]を選択すると、死眠欲求がゆっくりと回復します。

死眠は基本的に死眠欲求の回復のために行うのですが、関連設備を建てることで、死眠完了後に強化されます。死眠を中断して起きることもできますが、その時は5日間意識などが下がり、強化効果も発揮されません。

設備効果
死眠の棺死眠速度110%
(屋根の下に設置)
死眠加速装置死眠速度120%
ヘモポンプ次の死眠までヘモゲン最大値+25
ヘモゲン増幅器次の死眠までヘモゲン取得量+25%
ゲルコソイドポンプ次の死眠まで移動速度112%
サイコ流体ポンプ次の死眠まで瞑想時サイフォーカス+5%
次の死眠まで精神感応性+25%

各施設は、特定の個人専用に設定されます。サングオファージが複数いる場合は、関連施設も人数分必要です。

個人が接続できる施設数には制限があり、基本は1つです。[死眠許容量シーラム]を使った吸血鬼は、施設数の上限が拡張されます。死眠の最中に設備を建てても、その死眠に強化効果は発動しません。死眠前に完成させましょう。

おすすめ死眠施設

トレーダーが[死眠許容量シーラム]を販売していることがあります。[死眠許容量シーラム]を使うと、その人が死眠した際に接続できる施設の最大数が1増加します。最大数を上げるのはかなり大変ですので、どの施設を建てるかが重要です。

おすすめは、[死眠加速装置]です。ベッドでは死眠日数が4.0日ですが、[死眠の棺]で3.6日、[死眠加速装置]1台で3.0日、[死眠加速装置]2台で2.5日になります。活動時間が大幅に増え、次の襲撃に対応しやすくなります。Royaltyの超能力を利用する場合は、[サイコ流体ポンプ]も良いです。

その他の施設ももちろん有用なのですが、ヘモゲン関連は[ヘモゲンパック]を備蓄することでも対応できますので、優先度は低いです。

死眠と熟睡の達人

才能に[熟睡の達人]があっても、死眠の期間には影響しません。

死眠の棺の品質

[死眠の棺]にも品質があるのですが、影響するのはベッドとしての性能だけで、死眠期間に影響はありません。つまり、資産価値の低い低品質ほどお得です。

死眠の棺のベッドとしての特徴

[死眠の棺]を普段用のベッドとして利用することもできます。品質によって眠りの質などに影響するのも同じです。ベッドとの違いは、外科手術成功率が低いこと、タンスと接続できないこと、ベッドより資産価値が高いことです。

普段用として利用するなら秀品が欲しい所ですが、秀品ができるまで[死眠の棺]を作ると、それなりに資源を消費します。

そこで、普段用は高品質ベッド、死眠用に低品質[死眠の棺]と使い分けるのがおすすめです。恋人ができたらダブルベッドが必要になりますので、結局は使い分けが必要になります。最初に作った[死眠の棺]がいきなり秀品だった時、それを普段用に利用するくらいです。

死眠部屋

[死眠の棺]は屋根の下に置かなければなりませんが、その他の施設は屋外(風力発電機の前後も可)でも大丈夫です。死眠中は周囲の騒音が聞こえませんので、往来の激しい場所でも問題ありません。死眠をした部屋の環境によって、死眠後の心情が増減します。

サングオファージが少ない場合は、彫刻のある大部屋に[死眠の棺]と[死眠加速装置]を置くくらいで十分です。部屋の環境が良ければ、次の死眠まで心情が上昇します。

時間をかけてサングオファージを増やし、死眠設備も人数分整える場合、それなりにスペースを使用します。死眠の頻度は少ないので、やや不便なデッドスペースを活用するのも良いです。

微妙な骨棘

近接武器を装備していても、[骨棘]コマンドで遠距離攻撃できます。[骨棘]の威力はダメージ30です。

弱くはないのですが、射程が短くてヘモゲンを20も消費するので、微妙です。

野戦に便利なロングジャンプ

ロングジャンプを使用すると、最大20マスを一瞬で跳びます。壁は越えることができません。

ロングジャンプは野戦に便利です。例えば、破壊タイプのメカノイドが来た時、ロングジャンプで素早く機械化シロアリに隣接してしまえば、敵のキャノンを封じて殴り合いに持ち込めます。ヘモゲン消費が少ないので、1つの戦闘で何度も使うことができます。

その他にも、スランボを銃で攻撃して、ロングジャンプで逃げてトレーダーになすり付けたり、色々と応用できます。敵の前哨基地などを攻めた際も、ロングジャンプで距離を保ちながら遠距離攻撃する戦術を使えます。

ダウンした敵から吸血

ヘモゲン回復方法の1つが[吸血]コマンドです。ヘモゲン回復量は20で、採血された人が失血45%になります。吸血鬼や死体や動物から吸血することはできません。

[吸血]は、[吸血]された人が5日間心情が5下がるデメリットがあります。囚人を利用しても、囚人の心情が下がって勧誘が難しくなったり、精神崩壊するリスクがあります。

そこで、ダウンした襲撃者を利用するのがおすすめです。勧誘する予定のない襲撃者なら、失血しようが心情が下がろうが関係ありません。つまり、デメリット0です。[吸血]でトドメを刺すこともできます。防衛や治療にヘモゲンを消費しても、その直後に補給できます。

精神崩壊した味方から吸血できない

以前は、精神崩壊した味方に[吸血]を2回して、ダウンさせることで精神崩壊を終わらせることができたのですが、アップデートで精神崩壊した相手には[吸血]をできなくなりました。

ただ、精神崩壊した相手に[遺伝子移植]を行うことは今でも可能です。いざという時のために、次のサングオファージ化を保留しておくのも良いです。

手術でヘモゲンパック作成

サングオファージ以外の人から手術でヘモゲンパックを作成することができます。ヘモゲンパックの場合も、ヘモゲン回復量20、失血45%というのは同じです。

Biotechリリース直後は、薬草で麻酔をかけてから採血したのですが、アップデートで麻酔なしで採血できるになりました。デメリットがなくなり、心情が下がらないメリットだけが残りました。

病気や大怪我で長時間寝る人から死なない程度に採血すれば、ヘモゲンパックを備蓄しつつ、医術スキル上げにもなります。

ヘモゲンパック使用の設定

サングオファージ個人のコマンドの左端に[ヘモゲン]のゲージがあります。ここの白線の位置より減った時、自動的にヘモゲンパックから血を補給します。

最強治療の凝血

[凝血]は、わずか1秒で対象(動物も可能)の全ての怪我を治療します。薬草などを消費しませんし、ベッドへ戻る必要がありませんし、看護品質もなかなか高いです。ヘモゲンを20消費しますが、それ以上の価値があります。

ベッドに戻る必要がないというのが意外と便利で、出血量が減り、血を掃除する手間も減ります。野戦や遠征でも重宝します。[凝血]で大量のヘモゲンを消費しても、ダウンした敵から[吸血]でヘモゲンを回復できますので、実質的に使い放題です。

欠点は、自分には使えないことと、病気の治療は行えないことです。それから、[凝血]の効果は医術スキルが関係していませんし、医術経験も入りません。サングオファージが複数いても、病気や手術や出産のために治療担当を育てておく必要があります。

遺伝子移植

サングオファージの[遺伝子移植]コマンドを使用すると、相手をサングオファージにすることができます。1度使うと[遺伝子再生]というインターバル(2.1年)が必要になり、この期間内に再使用すると、使用者は死にます。

1人のサングオファージが[遺伝子移植]でサングオファージを1人増やし、2年後に2人のサングオファージが[遺伝子移植]でサングオファージを2人増やし、2年で倍々に増やしていけば、吸血鬼集団を作ることもできます。

全ての入植者をサングオファージにすると、ヘモゲン供給源がなくなりますので危険です。襲撃者を当てにしても、メカノイドや動物が連発することも珍しくありません。最大でも入植者の半数までに止(とど)めておくか、脱獄しない囚人を確保しておく必要があります。

では、誰をサングオファージにするかですが、高齢者や治療不可能な傷を持つ人がおすすめです。サングオファージの特性で元気に回復します。ルシフェリウムのようなリスクもありません。

サングオファージ向きの種族

遺伝子には[生殖細胞遺伝子]と[異種遺伝子]があるのですが、[遺伝子移植]コマンドや[異種胚]手術を行うと、[異種遺伝子]が入れ替わります。[生殖細胞遺伝子]と[異種遺伝子]とで競合する遺伝子がある場合は、[生殖細胞遺伝子]の方が無効化されます。

つまり、[生殖細胞遺伝子]にある悪い効果をサングオファージ化で消したり、使いにくい[異種遺伝子]をサングオファージ化で入れ替えるのが効果的です。

具体的には、イータキンをサングオファージ化するのがおすすめです。傷の治りが遅い欠点や睡眠欲求が減りやすい欠点がかき消されて、[アニマルウォーコール]が使えて寒さに強いサングオファージが完成します。

グルコソイドポンプの効果

[死眠の棺]の近くに[グルコソイドポンプ]があると、死眠が完了した人の移動速度を次の死眠まで1.12倍します。

説明欄の[より早く動けるようにします]という文言を読むと、死眠やGene loss shockの期間が短くなるような誤解を生みますが、実際は[早く動ける]のではなく[速く動ける]です。

ゲルコソイドポンプとRunAndGun

RunAndGunというMODを利用すると、移動しながら射撃することができます。ゲルコソイドポンプで移動速度を上げて、逃げながら撃つと、反則級のアウトレンジ戦法が使えます。

日光対策

屋外にも屋根を張っておけば、日光で心情が下がるのを防ぐことができます。この屋根は、死の灰対策にもなります。草木の生えない寒い土地や砂漠なら、特にデメリットもありません。

温暖な土地の場合は、サングオファージ用の制限ゾーンで行動範囲を制御するのも良いです。

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