Anomalyのポイント

Anomalyの概要

Anomaly(アノマリー)は異常の意味です。

RimWorldの世界で怪奇現象が発生します。奴らを倒し、捕らえ、調査するのが目標です。

Anomalyの主な要素

・数々の怪奇現象と危険な存在
 見えない敵や分裂する敵など
・存在を拘束して調査や抽出
・アノマリー研究
 研究によりグール化や蘇生も可能
・サイキック儀式
・クリア方法追加

奇怪なイベントと敵がメインで、それに関連して研究や収容や儀式を行います。特に、敵はかなり個性的で、初プレイ時の難易度は高いです。

入植者のメリットがグールと儀式と装備です。それぞれ単体では弱いのですが、グールを何回も手術するとかなり強くなりますし、防衛次第では炎攻撃も強いです。

気候の難易度バランスが少し良くなりました。動物や死体が敵になるイベントがあるため、温帯や熱帯の難易度が少し上がり、気温を上げたり動物を呼んだりできるため、極寒の土地での対処法が増えました。

内容は悪くないのですが、2800円の価値があるかは微妙です。買うならBiotechからです。Anomalyが面白くなるのは、Anomalyを前提としたMODが出てからだと思います。

Anomalyの難易度

Anomalyは敵の種類が多いのですが、かなり面倒な上に、初見殺しも多いです。イベントも多いのですが、ほぼ入植者が痛い思いをします。最終決戦では、野戦で同時襲撃を受けますので、防衛陣地を利用できません。

おそらく、他のDLCの強い要素を利用して挑戦する難易度設定なのでしょう。つまり、他のDLCを購入していない方は、Anomalyに挑戦するのはまだ早いです。

Anomalyと相性の良いDLC

AnomalyはBiotechと相性が良いです。ネアンデルタールはグールに最適ですし、パラメディックはメタルホラー対策にもなります。火耐性のある人物をグールにしたり、メカノイドを利用すれば、火攻めも利用しやすくなります。

Royaltyも、ソーラーピンホールが不自然な闇に非常に効果的だったり、プラズマソードが存在に有効だったり、フェニックスアーマーが火攻めと相性が良かったりします。今まで活躍しづらかった超能力や装備を活かせるのが面白いです。

アノマリーシナリオ

ゲーム開始時のシナリオにアノマリーが追加されました。入植者3名、グール1体で、初期アイテムも研究もかなり優遇されています。その代わり、アノマリー設定が[スタンダードとモノリス]しか選べなくなります。

シナリオ説明に「このシナリオは難易度が高く、新規プレイヤーには非推奨です」と書かれていますが、アノマリークリアが新規プレイヤーに非推奨なだけで、シナリオ設定自体は不時着よりも優遇されています。

つまり、アノマリークリアを目指すなら、最も簡単なシナリオです。

アノマリー設定

設定モノリスアノマリー
イベント
アノマリー
アイテム
アノマリー
クリア
スタンダード
とモノリス
ありありありあり
アンビエント
ホラー
なしありありなし
無効化なしなしありなし

アノマリークリアを目指すにはモノリスが必要で、モノリスがあるのは[スタンダードとモノリス]だけです。

[アンビエントホラー]を選ぶとモノリスがないので、アノマリー襲撃が発生した際に存在を収容しないと、アノマリー研究を進めることができません。

[無効化]にしても、通常研究でアンロックされるセキュリティドアなどは使えます。装備やシーラムなども、交易で買えることがあります。

襲撃の種類

襲撃発生時期通常襲撃アノマリー襲撃
序盤ありなし
定期襲撃[アノマリーの脅威]の設定
ヴォイド喚起なしあり
モノリス覚醒なしあり
宇宙船反応炉ありなし

アノマリー設定でアノマリー襲撃と通常襲撃(人,殺人鬼,虫,メカノイド)の比率を設定できるのですが、この設定に影響されない襲撃もあります。

アノマリークリアを目指す場合、アノマリー襲撃はヴォイド喚起で起こせるので、[アノマリーの脅威]でアノマリーの出現比率を下げておいた方が、囚人を捕らえられる機会が増えます。

おすすめ気候

野生動物が多い気候は、動物や死体が敵になるイベントで難易度が上がります。砂漠は、動物が少なく、肉食動物はほぼいないので、これらのイベントが楽です。ただし、グールを量産したい場合は、肉が足りなくなります。

グールを量産したい場合は、野生動物が多い温帯森林がおすすめです。グールを利用して小まめに肉食動物を狩っていれば、死体の量を抑えられます。大型動物が少ないので、いざという時も脅威になりにくいです。

調査とアノマリー研究

マップ内にモノリスがあります。モノリスを調査することで、アノマリーの研究を進めたり、クエストが発生したりします。

危険な存在を収容すると、その存在を調査することでもアノマリー研究が進みます。読書でも、アノマリーの研究を進めることができます。

詳細はAnomaly研究をご覧ください。

存在

怪奇現象として出てくる怪物のことを存在と呼びます。存在のイベントと襲撃は、Anomalyの最大の要素です。

Anomalyを入れることで難易度が上がるのですが、その原因も存在です。分裂する敵や見えない敵など、人にはない行動を起こします。

Anomaly存在と対策で存在の特徴や対策をご紹介しますが、まずは見ないでご自身で体験することをおすすめします。

収容と収容強度

存在を収容することで、存在を調査したり、バイオフェライトを抽出したりできます。調査はアノマリー研究に関連し、バイオフェライトはアノマリー装備や儀式で消費しますので、アノマリー要素を楽しもうと思ったら、収容はほぼ必須です。

収容強度は、収容部屋の建材や設備で増加します。強い存在を収容したり、効率的に調査したい場合、収容強度は高いほど良いです。

詳細はAnomaly収容をご覧ください。

サイキック儀式

モノリスを調査し、アノマリー研究を進めると、サイキック儀式を行えるようになります。

サイキック儀式の内容にも色々とあるのですが、未調査の存在を召喚する[ヴォイド喚起]は、アノマリークリアを目指す際に多用します。他にも、年齢を若返らせたり、揺るぎない忠誠心を消すなど、特別なことを行えます。

詳細はAnomalyサイキック儀式をご覧ください。

アノマリーの追加装備

武器や防具の追加は少ないのですが、ユーティリティやシーラムが大量に追加されました。

単純に強いアイテムは少ないのですが、特定の戦略で活躍しそうなアイテムはあります。事前に戦略を決め、それから入手を目指すと良いです。

詳細はAnomaly装備・手術をご覧ください。

先触れの木

周囲の肉を食べる木です。これも存在の1つです。死体処理に利用できます。

・死体なら生肉も腐肉も白骨も食べる
 食べなくても成長する、食べると成長速度1.5倍
・暗いと成長しない
・気温が低いと成長しない
・燃えない
・大氷原でも生える
・肥沃度が成長速度に影響する
・上に屋根が張れない
・伐採するとバイオフェライトと捻れた肉
 切り株を伐採すると木材
・時々周囲に繁殖する
・イベント報酬などで種を入手できることがある

普通の木と同様に気温と日光で成長しますが、死体を食べると成長速度が上がります。アップデートで仕様変更があったようです。

捻れた肉

捻れた肉は、存在を解体したり、先触れの木を伐採すると、手に入ります。

捻れた肉は、[グール蘇生シーラム]や[ジャガーノートシーラム]の原料になりますが、それらだけでは消費し切れないはずです。グールに食べさせたり、ペットフードの材料にしてペットに与えるのがおすすめです。人も食べることもできますが、心情が10も下がるので、食べさせない方が良いです。

グールの特徴

・装備できない(素手,裸)
・仕事ができない(徴兵して近接攻撃はできる)
・生肉を食べる
・寝ない(ベッドで治療できない)
・心情や娯楽もない
・時間割などを設定できない(ゾーン設定のみ可)
・痛みを感じない,再生速度が早い
・アノマリー研究を進めることで強化や蘇生が可能

グール注入の研究を終え、破片を入手し、グール注入の手術をすることで、その人物をグール化できます。

グールにする人物は、入植者はもちろん、囚人も選べます。囚人をグール化しても、仲間のグールになります。

さらに詳しい内容についてはAnomalyグールをご覧ください。

初Anomaly向けおすすめ設定

シナリオ
アノマリークリアを目指すなら、[アノマリー]が最も簡単です。人も研究も初期アイテムも優遇されています。
アノマリー設定
[アノマリーの脅威(非アクティブ)]と[アノマリーの脅威(アクティブ)]を0%にすると、サイキック儀式の[ヴォイド喚起]を使った時にだけアノマリー襲撃が発生するようになります。こうすることで、突然存在に襲われることがなくなりますし、人間を捕らえる機会も増えます。
気候
最初は砂漠がおすすめです。動物や死体が多いと、特定のイベントで敵が増えます。その対処法もあるのですが、最初は分からないと思います。
入植者
近接はグールが適していますので、入植者は射撃に興味があると良いです。医術担当は2人以上いた方が良いです。心情が下がる状況が多いので、いつもより才能で心情を重視した方が良いです。

Anomaly攻略のコツ

宇宙船クリアを目指す場合、どれだけ資産を削ってもある程度の襲撃規模になりますが、Anomalyクリアの場合、削れば削るほど敵の数が減ります。単身クリアの実例の際は、敵は最後まで1体か2体でした。

襲撃規模を削るコツは、人数を削ることです。極寒グールの実例のクリア後に具体的な脅威ポイントを調査したところ、下記の数値になりました。

 入植者       36.2
 グール        6.5
 スランボ      40.0
 ゾウ        20.8
 ハスキー       6.0
 ラブラドール     5.6
 機械化ムカデ    86.8
 トンネラー     54.2
 機械化カマキリ   32.5
 クリーンスイーパー  2.2
 リフター       2.2
 コンストラクトイド  2.2
 パラメディック    2.2
 シャンブラー人間   6.5
 シャンブラーゾウ  56.4
 シャンブラーノクトル16.4

明らかにグールと作業メカノイドの評価が低いです。近接戦闘はグール集団に任せ、作業はペットよりメカノイドを利用すれば、襲撃規模がぐっと下がります。

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