ゲーム開始時の設定で初期入植者を作成します。基本は、全員が健康や性格に問題がないことです。1人に問題があるだけで、コロニー全体が問題を抱えることになります。
また、初期入植者で全ての仕事に対応できるよう、得意な仕事をバランス良く分散した方が良いです。1つでも苦手な仕事があると、それが得意な仲間が加わらないだけで、全くゲームが進展しなくなります。1人スタートのシナリオだと、どうしてもこの点が運任せになります。
各能力には、スキルレベルと興味(炎のアイコン)があるのですが、基本的に興味を重視した方が良いです。興味が高いほど能力が成長しやすいですし、その仕事をしている間は心情も上がります。
最初にプレイ全体をイメージすると、メンバー選びで失敗しにくくなります。温帯森林などの普通の環境では、バランスを重視するだけで大丈夫ですが、極端な土地や何らかのコンセプトを持ってプレイをする場合は、最初のイメージが重要です。
今回の例だと、気候が海氷で、3人が交代しながら24時間研究し、襲撃者を解体して、初期メンバーだけでクリアする予定です。
[キャラクターの作成]の画面で、右上にある[ランダム]のボタンを押すと、初期入植者の能力がランダムで変化します。
まずは、性格や怪我や年齢に問題のない人物をさっと8人作ります。今回の場合は、知力に情熱がある人物を8人選びました。この段階では、3人の能力バランスなどは考えなくて良いです。
次に、最も作成が難しいであろう人物を探します。作成した8人の中に該当者がいない場合は、また[ランダム]ボタンを押して探します。
今回の場合なら、料理に情熱がある[サイコパス]か[流血嗜好者]を見つけます。この組み合わせは、死体を解体するのに効果的です。死体を解体するのは、資源のない海氷で人皮を資金源にするためです。
[流血嗜好者]は喧嘩っ早いのが欠点ですが、この人は[イイ人]でその欠点を打ち消せます。かなり良い人材ですので、絶対にメンバーに加えます。
最初の1人が射撃が苦手なので、残りの2人は射撃に情熱がある人物を選びます。さらに、1人目が苦手な社交、動物、栽培、建築をカバーします。
2人目を選んでから3人目を選ぶというより、2人の組み合わせで選ぶと良いです。画面下の[チームスキル]には、動物、社交、芸術、工芸のスキルが載っていませんので、1人1人確認した方が良いです。
今回の場合、捕虜を勧誘しない予定なので、最初から社交が高い人物を重視しました。捕虜を勧誘しないのは、どうせ海氷は仕事が少ないため、拠点も人材も最小限にするためです。
リストの上3人が初期メンバーですが、[置き去り]にしたメンバーも襲撃者などで登場することがあります。
初期メンバーと相関関係がある人物が[置き去り]にいる場合、[置き去り]にする方を[ランダム]で消しておくと良いです。
今回の場合、Asanoを[ランダム]で消しました。これで、Asanoを殺して心情が下がるリスクを回避できますし、入植者同士が結婚に発展するチャンスも生まれます。
最後に、この3人が実際にどんな役割を担うのかイメージしてみると良いです。本来ならゲームを開始してから考える内容ですが、この段階で考えておけば、メンバーを見直すこともできます。
1人の仕事量が極端に多いとか、熱帯雨林なのにヒールルートを栽培できる人がいないとか、ネイキッドなのにスパイクトラップを建築できないとか、見落としに気が付くこともあります。
今回の場合、医術が得意な人物が1人だけで、しかもその1人が近接担当です。かなりリスクがありますが、何とかできる範囲のリスクと判断しました。