批評(レビュー)

はじめに

この批評(レビュー)は、まだRimWorldをプレーしたことがない方のために、ゲームの概要と個人的な批評を紹介したものです。

購入の参考になさる方は、人によって違った楽しみ方、違った評価があることを理解した上で、お読みください。既にプレーされた方は、お読みになる必要はございません。

批評(レビュー)

RimWorldは、Steamで配信されている基地建設シミュレーションゲームです。惑星に不時着した生存者は、その環境を生き抜き、襲撃者を撃退し、捕らえた人物を仲間に勧誘し、足りないアイテムを交易で補完し、宇宙船で脱出するのが目標です。

様々なゲーム性が組み合わさっているのですが、リアルタイムストラテジー(RTS)の要素が強いです。動物や他の派閥に突如襲われるので、準備と戦略なしでは味方が死傷します。油断すると、全滅もあります。リアルタイムストラテジーの経験が浅い方は、難易度を下げましょう。

町作りの要素もありますが、城塞都市と言った方が正確です。壁で部屋を作り、壁や土のうで防衛基地を作ります。強固な壁を作っても、その壁を破壊する敵もいますし、敵が壁内に降り立つこともありますので、安心はできません。

入植者(仲間)の管理も重要な要素で、心情はRimWorldの大きな特徴にもなっています。入植者は、プレイヤーの指示と設定した優先順位に従って行動するのですが、部屋が汚かったり寒かったりすると心情が下がり、心情が低いと操作不能の問題行動を起こします。このタイミングで襲撃されると危険ですので、プレイヤーは入植者が過ごしやすい環境を整える必要があります。

最終的な目標が宇宙船で脱出することなのですが、宇宙船建造には膨大な研究と資源が必要で、しかも、拠点が充実するほど襲撃やイベントが激しくなるので、常に緊張感のあるプレイを楽しめます。クリアを目指さず、延々と惑星生活を楽しむのも良いです。

3600円と安く、日本語があり、パソコンの要求スペックも高くありません。難易度も、初心者が楽しめる低難易度から熟練者が全滅するほどの高難易度まで設定できます。気候や地形によって全く異なる拠点になりますし、味方やイベントはプレイする度に変化しますので、何度プレイしても飽きません。間違いなく傑作です。

あえて問題点を挙げるとしたら、翻訳やチュートリアルの出来が良くないことですが、これも理解できないほど酷い物ではありません。キャラメイクなど、不自由な面もありますが、これもMODで解決できます。

シミュレーションやストラテジーが好きな全ての方に、RimWorldをおすすめします。セールはほとんどしませんし、あっても10%引なので、すぐ買っても損はありません。

- おすすめ度 -
★★★★★

RimWorld Royaltyの批評

RimWorld Royaltyは、RimWorldのダウンロードコンテンツ(DLC)です。世界観としては、帝国に貢献することで爵位を上げ、最終的に帝国の協力で宇宙に飛び立つのが目標です。

爵位を上げる方法がクエストで、爵位を上げた見返りとして帝国の技術を許可されます。帝国の技術には、超能力、武器、防具、手術などがあり、どれも強力です。そのバランス調整としてクエストの難易度も高めになっています。

研究を進めることで自力脱出するRimWorldに対し、帝国の信頼を得ることで他力脱出するのがRoyaltyです。クエスト中心のプレイになりますので、それなりに新鮮味はあります。

Royaltyは、内容的にも値段的にも、RimWorld初心者の方には不要です。RimWorldをやり尽くし、そろそろ違った遊び方をしたくなった時に検討するくらいで十分です。単純に特殊能力や装備や手術を追加したいだけだったら、MODの方が種類が豊富で、制限もありません。

それから、Steamに「難易度が上がる」というコメントが多数あります。RimWorld 1.2までは、Royaltyを入れた方が確かに難易度が上がりますが、RimWorld 1.3では、Royaltyを入れた方がむしろ難易度が下がります。RimWorld 1.3で苦戦していらっしゃる方は、その解決策としてRoyaltyを試してみるのも良いと思います。

- おすすめ度 -
★★★☆☆